停滞期を乗り切ろう
ダイエットには体重などに変化がみられない停滞期がつきものです。 人によって停滞期が訪れる時期は様々ですが、共通して言えることは、とにかく辛くて、絶望的になることです。 不安かもしれませんが、大丈夫です。 何を行うにもスランプはつきものです。 スランプはもっと素敵になるためのステップと考え、自分を信じて乗り越えましょう。
■停滞期が起こる理由
停滞期は人の体の本能でやってきます。 あなたがいつの間にか手を抜いてしまったのではなく、あなたの意志を超えた自然の反応です。 停滞期は、一般的には体重の5%を1カ月で落とした時に、よく起こると言われています。 体重が50kgの人の場合を例にすると2.5kgを1カ月で落とすと停滞期はやってくるということです。 体はこれ以上体重が減ったら生命の危機と感じると、危機を回避しようと生命維持装置のスイッチが入って、 体重を減らさないようにしてしまいます。この本能は、本来はありがたい機能で、体内の生命維持装置がちゃんと働いている証拠でもあります。 とはいえ、避けることができないもの。あなたにとっては不要な停滞期ですが、実は、この時期は次に痩せる為に準備をしている体には必要な時間なのです。 ですから焦ることはないのです。 焦りは、もっと食べないようにしたり、もっとたくさんの運動をするなど、良くない状況を生み出します。 これまでやってきたこと以上のダイエットをすると、体は、ますます生命維持装置を作動させます。 それが一般的に言われるリバウンドです。 停滞期は1週間くらい様子を見る余裕があると良いかもしれません。■停滞期にはこれをやろう
まず、この時期は気を紛らわせることが大事です。 例えば、お風呂上がりにストレッチをするのがオススメです。これは大きく体に負担を与える行為ではなく、脂肪の燃焼効果も新陳代謝も良くなります。 その結果、体に無理なく停滞期を脱出しやすくなります。 次に、サプリメントでビタミンとミネラルをとることをオススメします。 というのも、ダイエットをはじめると、とにかくビタミンとミネラルが不足します。生きていくエネルギーを生み出すのに、ビタミンとミネラルは必要です。 あとは、気持ちを静めることが必要です。 人は苛立っているとホルモンバランスが崩れ、ドカ食いの原因になります。 そこで、アロマの香りに包まれて眠るとか、静かな音楽を聴くとか、読書をするのがオススメです。 ちょっとしたことですが、こういったことでホルモンバランスは整い、痩せやすい体質になります。 停滞期は自分の体と向き合う絶好のチャンスです。是非、停滞期を上手く乗り切ってダイエットを続けましょう。